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今日はあいにくの雨．お昼からあるお茶会に参加するために10時半からサンフランシスコに向けて出発．道は空いていて結構順調にサンフランシスコ市内までついた．その後が大変で駐車場を探すのに苦労した．結局都ホテルの駐車場に入れてなんとか駐車場を確保．今日は雨が降っているからか，人出が少ないような気がした．
お茶会は，日米会という建物の中のお茶室であった．エレベータで3階まで上がっていくと，お茶室が2つ．1つはふすまが取り外されていて，2辺だけが壁があるという公開されたお茶室．こちらは，8畳くらいで炉がある普通のお茶室．もう一つは小さいお茶室でこちらはしっかり壁が4方にあって，にじり口もあって普通のいわゆるお茶室で4畳半くらいの広さ．
初めの1回目は，外からお薄のお手前を見学．2回目に頂くことに．まずはお薄から．心積もりとしてはお茶室の外で略式で頂くと思っていったのだけれど，結局お茶室に上がってお手前を頂くことになった．なんでも経験というけれど，しっかりお茶会に出るのは今回が初めてだったので，ちょっと戸惑いも．でも，先週1回練習していたので，なんとかそれらしいことは出来たような気もする（ただ，細かい点は一杯違っていたと思うけれど（笑））
お濃茶はお客さんもしたことが無かったのだけれど，飲んでいったらと勧められて，頂くことに．こちらは，狭い空間で本当に密室といった感じ．お棗の中のお茶をすべて一杯のお茶碗に入れて立てるので，本当に濃い．でも，結構美味しくて飲めてしまうのが不思議．お薄と違うところは，一杯をお客みんなで頂くところ．作法も少し違っていた．なかなか両方は体験できないので，いい経験になった．3月も近いということで，お花も桃の花，お茶碗も立雛の柄，お棗も立雛，お菓子も菱餅型の粟おこしと，桜餅と1人静という干菓子．濃茶の方は，渦巻き型の緑豆の和菓子だった．水入れも，ぼんぼりの形をしたものだったし，なかなか春らしくてちょっと早いおひな祭りの感じだった．