memo

今日は朝から寒かった.15℃で日中も20℃くらい.寒くて思わず長袖の上にフリースを着て出かけた.バスもそろそろ乗り収めかなぁと思うので,ここでこちらのバスについて書いてみたいと思う.今までも少しずつは書いているけれど,なかなかまとめて書く機会がなかったので.
サンノゼのバスはVTAという会社がバスとライトレール(路面電車)を運営している.カルトレーンというサンフランシスコまでの列車もある.VTAのバスの乗り方は,まず乗りたいバスライン(バスの番号)の書いてあるバス停で待つ.バス停には,日本のように時刻表はないし,行き先を示した地図もない.ただ終着駅のみ書かれているので,調べてからではないと何番に乗っていったら良いかちっとも分からない.バスには前と横に行き先と番号が表示されているので,目的のバスが来たら,前から乗る.そして運賃を払う.おつりは出ないので,1ドル75セントをきっかり払うか,2ドルで乗る.ディパスという一日フリー券もある.これをもっぱら愛用している.これは5ドル25セント.一日4回バスに乗るので微妙なところだけれど,毎回小銭を出す面倒がなくていいので,バスに乗り始めて3日目くらいからこれを使っている.
さて,乗ったら運転席の近くは体の不自由な人が座るようになっているので,元気な人は後ろへ.もし座っていても,こちらの人はその席が必要な人が来たらさっと後ろの席に変わるところが日本と違って凄いと思う.乗っているとかなりの頻度で車椅子の人や足の不自由な人が利用する場面に出くわす.バスがよく出来ていて,前の入り口のステップが路面まで下がって歩道と段差がなくなる仕組みになっている.車椅子の人がそのステップに乗ったところで,そのステップごと上に引き上げられて次にバスの床と段差がなくなる仕組みだ.どのバスもそうなっていて,車椅子の人だけでなく,お年寄り等が乗る時もこの仕組みが働く.よく出来ている.
降りる時だが,こちらのバス停には前にも書いたが,バス停の名前などはまったく書いていない.それに,車内アナウンスもない.降りるには,降りる場所を知っていないと降りられない.分からない場合は,運転手さんにどこで降りたいので教えてくれるように頼んでおくと,教えてくれる.その他は自分でここと思ったらバスの車内に下がっているワイヤーをひく.このワイヤーは前まで繋がっていて,ピンという音とともに,Stop Requestedという電光表示が着く.そうなると次のバス停でとまってくれる.サンノゼダウンタウン近くのバスは通りと交差している通りの名前(たとえば,Saratoga&Kiley)の電光表示が出るバスもあるけれど,ほとんどのバスが無言,無表示.結構バスに乗るのも知らない場所へ行くのは難しい.頼りになるのは,バスの中に置いているバスラインの時刻表.これに走行地図と時間が乗っているので,それを見て出かけていくしかない.降りる時は,後ろのドアから降りる.バスに乗っても運転手さんが声かけてくるのでそれに対して挨拶をしなくてはいけないので結構いろいろ対応を考えてしまうが,運転手によってバスの雰囲気がずいぶん違うので,結構面白い.
あと,こちらのバスや電車は自転車を載せられる.バスの場合は,バスの前に自転車を積む台があって,そこに2台は積める.電車の場合は,自転車を乗せられるスペースが書いてあるのでそこに乗ればO.K.結構利用している姿をみかける.サンフランシスコはここから電車で1時間くらいでいけるらしい.まだ行ってないので,伝聞調...(苦笑)